ゆるーく整える暮らしのブログ

40代会社員。夫、息子2人の4人家族。心地よい暮らしを送りたい。整理収納アドバイザー準1級。レシピは備忘録。

備えてますか?防災のはなし

皆さん備えてますか?

 

2024年1月1日

最大震度7能登半島地震が起きました。

甚大な被害があった能登地方をはじめ、被害は石川県全域、近県の富山県新潟県でも被害がありました。


地震発生して1ヶ月が経とうとしている今でも

たくさんの方々が避難所での生活を余儀なくされていますし

自宅で暮らせていても断水が続いていたり

倒壊した家屋やヒビや段差ができた道路はそのままの状況です。


わたし(石川県民です)が住んでいる地域は、

幸いにも被害が少なく、普段通りの生活ができています。

(石川県は北側の能登地方と南側の加賀地方に分けられますが加賀地方は被害が少ないです)

変わりなく生活ができているからこそ

わたしにできることはなんだろう

考え行動していきたいです。


募金やボランティア、行動できることはたくさんあり

被災地の必要に応じて長く協力していくことがとても大切だと思います。


そして今、自分が普段通りの生活ができているからこそ考えなければいけないのが

備えること

だと思います。

 

 

 

みなさん、備えてますか?

 

 

 

もちろん備えていますと!と言う方もたくさんいらっしゃると思います。


その一方で、

昔に備えたものが何年もそのままになってるんだよねとか

備えたいと思っているんだけどなかなかできないよね

という方もいらっしゃると思います。


実は私も万全な備えかと言えば、そうでもないと感じていました。

 

 

ではなぜ、十分な備えができないんだろうと考えてみたんですけど

災害は「起こるかもしれないし起こらないかもしれない」

と感覚的にちょっとぼんやりした部分にどうしても危機感がうすくなってしまうのかなと感じました。


実際私も今まで私が住んでいる地域では大きな災害が起きたこともないので

なんとなくこの先も大丈夫なんじゃないかという

根拠のない「大丈夫感」

それが危機感を薄くさせている原因になっているのではないかと思いました。


備えることに対して鈍感になっていて

備えを重要視できず、後回しにして

なんとなくの備えしかできていなかったこと。

そして今回の地震で、大丈夫ではないことに心から気付かされました。

 

 

防災アドバイザーの高荷智也さんのボイシーを聴いているときに

今まで備えることに危機感をもてなかった自分に対して、どストレートなアンサーをいただきました。

素直に納得して備えるぞと思えた言葉があったのでお伝えしたいです。


地震等の災害は、地球にとっては自然現象であって、備えていないから災害になるんだ」

 

そのようなことをおっしゃっていました。

それで初めてちゃんと「防災に対する意識」というものに深く納得しました。

 


私たちが地球上に生きている以上、自然災害は避けては通れない事実です。

しかしそれがいつどこでどんなふうに起こるか予測はできません。

台風なら何日か前から天気予報などでわかることもあるかもしれませんが、地震だと起こる数秒前です。

そして実際に起きてみないと、私たちの住んでいるところがどうなるかわからない。

 


万が一のその自然現象の災害に遭ったときに、自分が助かっていたら

その瞬間に考えて行動する事は、自分たちの身を守ることなんですよね。

そのためにも

いつ起きるかわからないではなく

起こることが当然のことぐらいの気持ちで備えることが大事なんだと思います。

 

常に防災、備えるということ。生活の一部だということなんだと思います。

私たちひとりひとりが備えることによって、

万が一災害が起きたときに

少しでも被害を少なくできる可能性もあると感じています。

 

 

私の家族は4人家族なので

4人分の3日分の最低限の水や食料などを備ている状態です。

各ご家庭によって人数も違いますし

避難が困難な赤ちゃんや小さいお子さん

高齢の方などと一緒に暮らしている方もたくさんおられますし、

暮らしている場所もそれぞれ違います。

 

各ご家庭によって、それぞれどういう備えをしておけば良いのかということを

皆さんと一緒に考えていけたらいいなと思っています。

 

 

次回は在宅避難における「備蓄」について

まとめてみたいと思っています。